患者さんの受け入れやご紹介について
[最終更新日 : 2022年10月31日]
患者さんを紹介してくださる先生方・医療関係者の皆様へ
平素より大切な患者さんを紹介いただきまして、まことにありがとうございます。紹介いただいた先生方と密接な連絡をとりながら診療に従事させていただきます。ご不明点等ございましたらお気軽にご相談いただきますようお願い申し上げます。
貴院での治療途中や経過観察のみ、緩和ケア療養のみの場合、そのまま当院で継続診療をさせていただくことが難しい場合がございます。誠に恐縮ですが、ご了承いただけますと幸いです。
また、新型コロナウイルス感染症の影響で、一部予約方法が異なる場合がございますので、下記内容はご参考にしていただきつつ、現在時点での最新の状況は、病院HPをご参照ください。
初めての受診(初診)について
- 当院は予約制です
- 必ず「紹介状」(診療情報提供書)が必要になります
注:時間をかけて診断・治療などの相談をしたい方や、他の医療機関での治療をお考えの方、ご本人が来院できずご家族のみの相談は、セカンドオピニオンの予約をお取りください。初診予約を取って来院しても、セカンドオピニオンは受けられませんので、ご注意ください。なお、セカンドオピニオンを受けても、後日当院で診療を受けることはできます。
初診予約の流れ
紹介状のご用意
受診までに以下のご用意をお願いします。人間ドックや健診の結果のみは、紹介状としてお取り扱いできません。
- 診療情報提供書
- 画像検査結果(CD・DVD・レントゲンフィルム)などの資料
- 病理診断書のコピー
- 生検等がなされていれば診断のための腫瘍検体の既染色プレパラート標本の貸し出し(後ほど追加検査のために未染色プレパラート標本のご提供をお願いすることがあります)
初診予約の取得
下記の予約センター・初診受付の番号に、患者さんやご家族もしくは医療機関よりお電話ください。
- 患者さん/ご家族専用 初診予約電話:03-3547-5130
- 医療機関専用 初診予約電話:03-3547-5209
注:受付時間:9時から16時(土曜日・日曜日・祝日、年末年始を除く)
ゲノム診療は医療機関からファックスでの予約が必要です。患者さんやご家族から直接、予約することはできませんのでご注意ください。 - (医療機関専用)ファックス予約の方法についてはこちら
初診予約カード
初診診察には、各専門科の外来与信カードまたは共通予診カードが必要になります。
初診予診カードページからダウンロードいただき、ご印刷、ご記入の上、初診外来受付時にご提出をお願いします。
なお、初診外来日当日に受付から予診カードをもらい、ご記入いただくことも可能です。
初診外来日
当日はカルテの準備や画像取り込みなどのため、予約時間の1時間前までに1階初診受付へお越しください。
初診当日に必要なもの
- 保険証
- 紹介状(診療情報提供書)
- 画像検査結果(CD・DVD・レントゲンフィルム)などの資料
- 病理診断書のコピー
- 生検等がなされていれば診断のための腫瘍検体の既染色プレパラート標本の貸し出し(後ほど追加検査のために未染色プレパラート標本のご提供をお願いすることがあります)
- お薬手帳
- 外来予診カード(当日受付にて記載も可)
初診受付の手順
- 1階初診受付の整理券を取り、備え付けの診療申込書(PDF)に必要事項を記入してお待ちください。
- 番号を呼ばれましたら、上記の整理券・診療申込書と「初診当日に必要なもの」一式をご提出ください。過去に当院もしくは当院検診センター、国立がん研究センター東病院を受診されたことがある方は、お申し出ください。
- 外来予診カードをお渡ししますので、ご記入ください。
- カルテの用意ができましたら、診察券と計算カードの入ったファイルをお渡しします。
- バイオバンク窓口で、当センターでの研究協力のご説明をいたします。
- 画像検査結果をお持ちの場合、4階放射線診断科で受付をし、画像取り込を行います。
受診に関するご案内
治療・検査待ち期間
治療や検査までにかかる期間の目安をお知りになりたい方は、治療・検査待ち期間一覧をご覧ください。
再診時選定療養費
症状が安定しているなどの理由から他の診療所や病院を紹介したにもかかわらず、引き続き当院を受診する場合には、保険診療とは別に再診時選定療養費として4,950円(税込)を自費でお支払いいただきます。2015年(平成27年)5月の医療保険制度改革により、地域の診療所等との役割分担の推進のため、特定機能病院等に選定療養の徴収が義務化されたことに基づいたものです。当院では、2022年(令和4年)11月1日より上記金額をいただくこととなりましたので、あらかじめご了承ください。
宗教上の理由に基づいて輸血などを拒否する患者さんへの当院の対応方針
当院では、患者さんが宗教上の理由に基づいて輸血などを拒否する場合には、できる限り輸血を避ける方針で治療に臨みますが、患者さんの生命の危機が生じた場合には、救命のための輸血を行う「相対的無輸血」の方針を採用しています。従って、患者さんがどのような場合でも、たとえ命を落とすことになっても輸血を行わないという「絶対的無輸血」を希望されても、当院ではその希望に従った治療行為を行うことはできません。その場合は転院をお願いすることがありますので、ご理解頂きますよう宜しくお願いします。
なお、「相対的無輸血」での治療を希望される場合には、担当医にご相談ください。患者さんとともに最善の治療方針を検討していきたいと考えております。