Our policy

私たちの治療ポリシー

[最終更新日 : 2021年1月20日]

我々の診療ポリシー

国立がん研究センター中央病院は、高度ながん医療の提供、がんの新しい診断・治療法の開発、専門家の育成、最新の医療情報提供などを求められている日本のがん医療の旗艦病院です。

我々も、治験・臨床試験、臨床研究、トランスレーショナル研究などを通して、新規がん治療を開発することを使命として診療を行っています。
当院で診療を受けられる患者さんには、対象となる治験・臨床試験、臨床研究、トランスレーショナル研究があれば提示いたします。
最終的に治療を決定されるのは患者さんですが、研究病院として研究参加についての説明をすることをご理解ください。

他の専門職との連携

がん治療を担当している医師のみではなく、緩和治療医、精神腫瘍医をはじめとした院内外の医師、看護師、薬剤師、医療ソーシャルワーカー、心理士、遺伝カウンセラー、ケアマネージャーなどと連携して、診療にあたっています。

総合病院との医療連携

国立がん研究センター中央病院は都内の複数の医療機関と連携協定を締結しており、がん専門病院では対応が難しい病気がある場合にも協力しながら診療を進めています。

がん・生殖医療連携

がん治療によって妊孕性(妊娠可能性)が失われるリスクが高い患者さんに対して、聖路加国際病院 生殖医療センターと連携して生殖医療(女性では受精卵保存、卵子保存、男性では精子保存)を提供しています。

通院治療に関するサポート

がん薬物療法の大部分は通院で行われるようになっています。
治療を安全・円滑に継続できるように、外来および外来通院治療センターのスタッフは情報共有を行っています。

在宅での療養が必要な患者さんには、医師、看護師、医療ソーシャルワーカーが地域の医療機関と連携を図り、切れ目ない支援体制を構築します。

アピアランス(外見)ケアのご紹介

アピアランスケアとは、「医学的・整容的・心理社会的支援を用いて、外見の変化を補完し、外見の変化に起因するがん患者の苦痛を軽減するケア」のことです。
がん治療によって外見が変化したことで苦痛を感じられている患者さんに、アピアランス支援センターと協同してサポートをしています。